神楽坂の「愚直に」を訪問しました。今回で4回目です。
栗、子持ち鮎、松茸。秋の食材が並ぶおまかせをいただきました。昨年の秋にも訪れていますが、同じ季節に通うと、料理の変化も楽しめます。
お店について
「愚直に」は、2020年に開業した石かわグループの日本料理店です。
料理で大切にしているのは、基本の仕事と、香りや食感、温度。食材をどう組み合わせ、どう仕上げるか。その考えが、店の方針にも表れています。
訪問当時のお店は、神楽坂通り沿いのビルの4階にありました。白木のカウンター越しに、料理が仕上がる様子を眺めながら食事を楽しめます。

店主について
店主は大塚将人さん。1988年生まれ、長野県出身です。
料亭や海外事業で経験を積んだ後、石かわグループへ。2020年の開業時から「愚直に」の店主を務めています。
故郷の長野の記憶を料理に生かす姿勢にも触れています。その背景を知ると、きのこや山の食材を使った料理にも関心が向きます。

この日のおまかせ
鱧とばちこ
最初は鱧にばちこを合わせた一皿です。鱧の淡い味わいに、ばちこの旨味と香ばしさが加わります。

いくらと栗の飯蒸し
もち米に栗といくらを合わせています。いくらの塩気と栗の甘さを一緒に味わう、秋らしい一品です。

子持ち鮎
天竜川の子持ち鮎を使った料理です。酸味と鮎のほろ苦さがよく合います。頭と骨も別皿で出てきました。


松茸と帆立の真丈のお椀
岩手産の松茸と帆立の真丈。松茸の香りに、出汁の旨味が重なります。この日もお椀のおいしさが印象に残りました。

鯛と鰆のお造り
お造りは鯛と鰆です。身の質感や脂の違いを楽しみます。

マナガツオの焼き物
焼き目のついたマナガツオに、茗荷を添えています。脂のある身と、焼いた香ばしさを味わいました。

蕎麦
コースの途中に小さな蕎麦が入ります。写真では黄色い菊花が添えられています。

牛肉と天然きのこ、蕪
牛肉に天然きのこと蕪を合わせた炊き合わせです。魚料理に続き、肉ときのこの旨味を楽しみます。

松茸と鱧の土鍋ご飯
締めは松茸と鱧のご飯です。大塚さんが炊き上がった土鍋を見せてくださいました。松茸と鱧に銀杏も加わり、最後まで秋の食材を味わえます。


桃のアイス、いちじく、紅茶ゼリー
甘味は桃のアイスに、いちじくと紅茶ゼリーを合わせたものでした。

この日いただいたお酒



Yummies View
栗や松茸、子持ち鮎を食べると、秋になったと感じます。食事をしながら季節の移り変わりを楽しめる。日本料理の好きなところです。
この日は松茸と帆立の真丈のお椀が印象に残りました。締めの松茸と鱧のご飯まで、秋の食材をしっかり楽しめました。
以前より価格は上がりましたが、料理にも変化を感じます。季節を変えて、また伺いたいお店です。







