2024年2月、神楽坂の「愚直に」を訪れました。
まだ寒い2月でも、料理には春の食材が顔を出します。冬の味を楽しみながら、次の季節を少し先に味わえる。日本料理の好きなところです。
「愚直に」の料理からそのような季節感を大切にされていることが感じることができました。
お店について
「愚直に」は、石かわグループの日本料理店。2020年に開業しました。
行灯の灯りをたどって店内へ。白木のカウンターが印象的な、落ち着いた空間です。
目の前で料理が仕上がる様子を眺めながら、おまかせと日本酒をいただきました。

店主について
店主は大塚将人氏。1988年生まれ、長野県出身です。
料亭や海外事業などで経験を積み、石かわグループへ。2020年の開業時から「愚直に」の店主を務めています。
この日はカウンター越しに、その仕事を拝見しました。手際よく調理を進めながら、一皿ずつ丁寧に仕上げていく。食べるだけでなく、こうした様子を間近で見られるのも楽しみでした。

この日のおまかせ
とらふぐの焼き白子、柚子釜のご飯
柚子を器に使い、炙った具材に山葵を添えた一品。柚子の香りと炙りの香ばしさが重なります。


蟹真薯の揚げ出し

海老芋のお椀


ふぐの薄造り、あん肝ポン酢


寒鰤の炙り、おろし添え

鰆の焼物、空豆添え

からすみ蕎麦

熊肉と芹の鍋仕立て

百合根の土鍋ご飯
大塚さんが炊き上がった土鍋を見せてくださいました。
百合根のほっくりとした食感と甘み。そこに三つ葉が香ります。もろみじゃこと香の物を添え、最後までご飯を楽しみました。



アイスクリームと小豆、いちご
甘味は、小豆といちごを添えたアイスクリーム。いちごの酸味もあり、食後にちょうどよい締めくくりでした。

この日いただいたお酒




Yummies View
ふぐやかぶといった冬の食材に、山菜や空豆、筍。2月らしい食材の移り変わりを感じるコースでした。
白味噌の甘み、からすみの塩気、芹の香り。皿ごとに味わいが変わり、締めの百合根ご飯まで楽しめました。
白木のカウンターで料理人の仕事を眺め、日本酒をいただく。落ち着いて食事に向き合える夜でした。






