以前から一度は訪れたいと思っていた「虎白」。2023年9月、ようやく伺うことができました。

楽しみにしていた分、期待も大きかったのですが、それを超える食事でした。一品いただくたびに感動し、次は何が出てくるのだろうと楽しみになる。初めての虎白は、そんな時間でした。

お店について

店主について

小泉瑚佑慈氏は、神楽坂「石かわ」の石川秀樹氏に師事。2008年の「虎白」開業時に総料理長に就任しました。

この日は、土鍋ご飯をカウンター越しに見せていただき写真を撮らせていただきました。

この日のおまかせ

金糸瓜(そうめん南瓜)、キャビア、ジュレ、胡麻のソース

鮎のドボン トリュフソース

鮎が頭からソースに飛び込んだような姿で登場する、名物「鮎のドボン」。まず、この出し方に思わず目が留まります。

揚げた鮎に合わせるのは、トリュフのソース。鮎の香ばしさやほろ苦さに、トリュフの香りが重なります。鮎をこんなふうに食べるのか、という驚きがありました。

ようやく訪れた虎白で、こうした料理に出会えたことがうれしい。初訪問を思い返すと、真っ先に浮かぶ一品です。

穴子の真薯のお椀

琵琶鱒の炙り、ジュレ添え

水蛸の雲丹醤油

すっぽんの北京ダック風

岩牡蠣の揚げ物

虎白

続いて、店名を冠した「虎白麺」。この日は澄んだつゆに細い麺を合わせ、刻んだねぎを散らした姿で供されました。

小泉氏が食感と風味にこだわった特製の麺です。具を重ねず、麺とつゆを味わう一杯。工夫を凝らした料理が続いた後に、このシンプルな麺も記憶に残ります。

食事の終盤になっても、次々と楽しみがある。おまかせの充実ぶりを感じました。

鮑の炊き込みご飯

ココナッツのわらび餅

甘味は、名物のココナッツのわらび餅。

わらび粉とココナッツミルクを練り上げた、もっちりとしたお菓子です。白いパウダーをまとった姿に、ココナッツの穏やかな香りとやさしい甘さ。和菓子で親しんだわらび餅に、また違った楽しさがあります。

最後の甘味まで印象に残る食事でした。食事が「食体験」に変わった日。

Yummies View

5.0 / 5

食事が「食体験」に変わった日でした。

美味しかった料理を思い返すと、器や盛り付け、カウンター越しに料理を出していただく場面まで浮かびます。一皿ずつの美味しさと、その時間を過ごす楽しさが、ひとつの記憶になっています。

ずっと楽しみにしていた虎白で、これほど感動できたことがうれしい。自分にとって、食べ歩きの節目となる初訪問でした。

この店の訪問記

  1. 2回目の訪問5.0 / 5この記事
    神楽坂|虎白|ようやく訪問。期待を超える、感動の連続
  2. 初回訪問5.0 / 5
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