以前から訪れてみたかった「ブレストンコート ユカワタン」へ。軽井沢でのゴルフに合わせて予約し、初めて伺いました。
楽しみにしていた食事でしたが、その期待を超える美味しさでした。初訪問で、ここまで好きになるとは思っていませんでした。
お店について
長野県軽井沢町、軽井沢ホテルブレストンコートの敷地内にある一軒家のフランス料理店です。
窓の外には木々の緑が広がります。白いクロスを掛けたテーブルに座り、森を眺めながら料理を待つ。この時間から、来てよかったと思えました。

店が掲げる料理のテーマは「水のジビエ」。鯉や岩魚など、信州の川魚にも目を向けています。この日も、川魚を使った料理が印象に残りました。公式サイト

この日のおまかせ


アミューズ・ブーシュ
始まりから、品数の多さに驚きました。

パテ・ド・カンパーニュ、馬肉のタルタル、フロマージュ・ド・テッド、メルゲーズ。雪下人参のポタージュに、グリーンオリーブのチュイルとブラックオリーブのソルベも。

鱸のマリネ


稚鮎のエスカベッシュ

白海老と桜海老のタルト

北寄貝のポシェ

木箱に並ぶ小さな料理や、石の台に立てられた薄いチュイル。器も盛り付けもさまざまで、次は何だろうと楽しくなります。アミューズだけでも、ずいぶん充実した内容でした。

鯉とビーツのレゾナンス 紫蘇の香り
白い皿の中央に、ビーツの赤が鮮やかに映えます。鯉にビーツと紫蘇を合わせた一皿。コースの前菜が川魚から始まるのも、この店らしさを感じます。

アーティチョークのグラチネ
アーティチョークそのものを器にした料理です。葉を残した姿と、中央の焼き色が目を引きました。

鰻とフォアグラのテリーヌ
切り口に見える層が美しいテリーヌ。鰻とフォアグラという組み合わせに、クラシックなフランス料理を食べる楽しさを感じます。

レタスサラダ
レタスの断面を見せた、すっきりした盛り付け。手の込んだ料理が続くなかで、こうした野菜の一皿が入るのもよかったです。

乳飲み仔山羊のロティ クレソンソース
淡いピンク色の仔山羊に、濃い緑のクレソンソース。皿の上の色合いもきれいです。普段あまり口にする機会のない仔山羊をいただけたのも、この日の楽しみでした。


岩魚・ア・ラ・ムニエール
こんがりと焼き色のついた岩魚に、ソースを添えた一皿。鯉に続いて岩魚も登場し、川魚をフランス料理で味わう面白さがありました。


鳩肉のヴェッシー包み ジュ・ド・ピジョン
膨らんだヴェッシーが運ばれてくると、その姿に目を奪われます。中の鳩肉は、ソースとともに皿に盛り付けられて登場しました。
こうした古典的な料理をいただけるのも、今回楽しみにしていたことの一つです。


フロマージュデギュスタシオン
ガラスのカバーに収められたチーズが並びます。少しずつ盛り合わせた一皿も、それぞれに異なる姿で、最後まで目を楽しませてくれました。


さくらんぼのコンポジション
白を基調とした盛り付けに、さくらんぼの赤が映えるデザート。料理から甘いものへ、ここでも気分が変わります。

ミルフィーユショコラ
横長に仕立てたミルフィーユに、アイスクリームを添えて。締めくくりまで、見た目にも手をかけた料理が続きました。

小菓子


最後は小菓子までいただき、コースを終えました。

感動した、と素直に書きたくなる美味しさでした。
鯉や岩魚を使った料理から、仔山羊のロティ、鳩肉のヴェッシー包みまで。信州の素材と、クラシックなフランス料理。その組み合わせが、自分の好みによく合いました。
品数は多いのに、次の料理が楽しみになる。窓の外の緑を眺めながら、ゆっくり食事ができたことも心に残っています。
これから好きなフレンチを聞かれたら、ユカワタンを最初に挙げると思います。
今回はゴルフに合わせての訪問でした。次は、ここで食事をするために軽井沢へ来たいです。