知人に連れて行っていただき、西麻布の「鮨 山口」を訪問しました。
握りの合間につまみを挟みながら、少しずつ多くの品を楽しむおまかせ。酢で締めた魚や焼き物、肝を使った料理など、味わいが次々と変わります。品数は豊富ですが、提供のテンポがよく、最後まで楽しめました。
お店について
西麻布交差点から外苑西通りによりも一本渋谷側に入った表参道から西麻布に抜ける道沿いにある鮨店です。店の周囲は静か。入口も控えめです。
店内は白木のカウンターを中心とした落ち着いた空間。大将との距離が近く、料理の話を聞きながら食事を楽しめます。堅苦しさはなく、この日も大人同士でゆっくり過ごせる雰囲気でした。


大将について
店主の山口氏は、四谷の「すし匠」と南青山の「匠 進吾」で、合わせて14年間修業されています。
この日のコースでも、握りとつまみを交互に出す構成に、すし匠の流れを感じました。シャリも米酢を使う白と、赤酢を使う赤の2種類をネタに応じて使い分けているのもすし匠系の特徴です。

この日のおまかせ
春子鯛

キスの昆布締め

蛸

新いか

平貝磯辺焼き

カツオ
玉ねぎの醤油漬けと日本酒で煮た海苔の佃煮を合わせています。

太刀魚

鮑
鮑をいただいた後、鮑の下に敷かれた肝ソースをシャリとともにいただきます。


小肌

茶碗蒸し

赤身漬け

中トロ

のどぐろ

煮蛤

雲丹


あん肝スイカ
濃厚なあん肝にスイカの奈良漬けを重ね、海苔で留めた握り。これもすし匠系でよく見られます。

おはぎ
追加でお願いしたとろたくの握りです。すし匠系ではおはぎと呼ばれています。

かんぴょう

甘味 アイスクリーム
好きなアイスクリームを最中にしていただきました。


Yummies View
印象に残ったのは、品数の多さと、それを無理なく楽しめるテンポでした。
酢で締めた魚、香味野菜を合わせたつまみ、焼き物、肝の濃い味。味わいや食感が変わるので、コースの途中で単調に感じることがありません。
大将に料理の話を聞きながら、握りもつまみも楽しむ。気心の知れた鮨好きの方と訪れるのに合うお店だと思います。
握りだけでなく、つまみもゆっくり味わいたい。そんな日に、また伺いたい一軒です。






