一度は伺いたいと思っていた「みかわ是山居」を初訪問。秋の今回は、楽しみにしていた海老や穴子に加え、松茸もいただきました。
お店について
「みかわ是山居」は、東京・門前仲町の福住にある天ぷら店。駅前の通りから少し入った場所にあります。
1階は最大9名のカウンター席。2階には掘りごたつの個室があり、2名から利用できます。
今回座ったカウンターでは、目の前で一品ずつ揚がっていく様子を眺めながらいただきました。

店主について
店主の早乙女哲哉(そうとめ・てつや)氏は、1946年、栃木県生まれ。中学校を卒業後、東京・上野広小路の「天庄」で修業を始めました。1976年に日本橋茅場町で「みかわ」を開業。修業時代から、天ぷらの揚げ方を自分なりに考え、独自の理論を形にしてきた料理人です。
天ぷら以外にも、美術工芸や骨董に造詣が深く、その関心は店内の設えにも表れています。料理とともに、器や空間を楽しめるのも、この店の魅力です。

書をいただきました。

この日のおまかせ

海老
最初は海老から。薄い衣をまとい、塩でいただくと身の甘みがよくわかります。食べやすい向きに置かれていないことも、噂に聞いていた通りで印象に残りました。



キス
キスは身のよさを感じる揚がり具合。魚介の火入れの確かさが伝わってくる一品でした。

いか

吸い物

ぎんなん

うに



なすとアスパラガス
野菜も、それぞれの持ち味を楽しめました。魚介の合間にいただくと、香りや食感の違いがよくわかります。


めごち

あなご

松茸



締めの天丼
終盤には海苔の天ぷらも登場し、締めは小さな天丼でした。天ぷらを一品ずついただいた後でも、ご飯と合わせるとまた楽しめます。しじみのお椀とともに、最後までおいしくいただきました。

甘味
甘味は黒糖寒天と小豆。天丼の後に、少し甘いものをいただいて食事を終えました。

Yummies View
今回、特に印象に残ったのは、海老の甘み、松茸の香り、穴子の香ばしさと柔らかさです。
薄い衣や火入れによって、素材のおいしさがどう変わるのか。一品ずつ食べながら、その違いを楽しめるコースでした。
目の前で揚がる様子を見られるのも、カウンターならでは。長く訪ねたいと思っていたお店で、天ぷらをじっくり味わえました。次は季節を変えて伺いたいと思います。






